『安全資産』ってなんだろう…ミクサの投資戦略


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『安全資産』ってなんだろう…ミクサの投資戦略

 

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パラダイム・シフト

『ヘッジファンドの帝王』レイ・ダリオは言いました。

 

パラダイム・シフトが近づいている。みんなその期間に起こったことに慣れてしまう。皮肉なことに、それらの終期には市場がその期間が継続すると織り込んでしまう。その期間の初めにはそうではなかったのにだ。

 

『パラダイム・シフト』とは、今まで当たり前だった常識が劇的に変化することをいいます。

 

『パラダイム・シフト』の初期段階ではだれも変化に気づきませんが、時間をかけて市場は"新常識"としてパラダイム・シフトを織り込んでいくのです。

 

ここでレイ・ダリオが指摘しているのが『量的緩和の常態化』であり、『アメリカ1強時代の終焉』です。

 

コロナ危機を受けて、アメリカは量的緩和政策を復活。

更にはオーストラリアやカナダ、他13の新興国でも量的緩和採用の動きが確認されています。(もちろん、日本・EU・イギリスも行っています。)

 

これら国々では、市場に巨額の資金が供給され、物価上昇を見込んだ賢い(?)投資家は、低金利のうちに"固定金利"でお金を借り、それを物価連動債や株式・不動産、レバレッジドローン(低格付け債権)やCLO(信用力の低い企業向け債権の詰め合わせ)といったものに投資する動きを加速させています。

 

投資の基本は、『上がるものをロング(買い)し、下がるものをショート(売る)する』です。

つまり、『借金(現金をショート)して、投資(資産をロング)する』という行為は、それほど不思議なことに見えないから恐ろしいですね…。

 

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現金はもはやリスク資産!?

今現在、私たち投資家を悩ませていることが、

『これまで安全だと信じていた現金が"安全ではなくなった"』ことでしょう。

 

レイ・ダリオは言います。

私が一番恐れるのは私たちのお金の健全性だ。生産性を上げるのではなく、財政を赤字にし、債務を販売し、お金を刷り…長い間それを維持することは不可能だ。

 

日銀は2013年から現在の量的緩和政策を続けていますが、その間、国債の購入ペースはどんどん増額され、今回のコロナ危機を受けてなんと『無制限購入』を表明したのです!

 

貨幣が無制限に増刷される…現金の価値が減価されるのは火を見るよりも明らかです。

 

さらに困ったことに…主要先進国はどの国も同様の政策を行っているので、現金をどの通貨で持てばいいのかがわからないのです。

 

「米ドルとビットコイン…どっちを持つ?」

そう聞かれると、『ビットコイン』と答える人も増えたのではないでしょうか?

 

しかし、本当に仮想通貨は安全なのでしょうか?

 

『冒険投資家』ジム・ロジャーズは、ビットコインについて次のように述べています。

 

私は、ビットコインに代表される仮想通貨は、いずれ衰退し、すべてがゼロになるだろうと考えている。…仮想通貨を手がけている人たちが持っていないものを政府は持っている。それは銃だ。仮想通貨がいずれなくなると私が考えているのは、政府という権力が持つ『武力』という裏付けを、仮想通貨を展開する側が持っていないからだ。 

 

今からわずか100年前、『お金』は、金でも銀でもコインでも、米でも肉でも貝殻でもなんでもよかった時代がありました。

 

しかし、1930年代半ば、その常識は一変しました。

 

イギリスのイングランド銀行は、「これからは英ポンド以外をお金として使うことを禁止する。もし使った場合、それは反逆行為だ!」といい、無理やり自国通貨ポンドを普及させたのです。

 

「これと同じことがこれから起こる」とジム・ロジャーズは指摘しています。

 

もし、仮想通貨に長期投資するのであれば、『そうならない理由』を見つける必要がありますが…私には少し難し過ぎる課題です。

 

話を『安全資産』に戻します。

実は、通貨市場にちょっとした変化が表れています。

 

下のグラフは、米ドルと人民元の月初めの価格の推移を比較したものです。

 

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このグラフから、今年の7月以降、人民元が米ドルに対して切り上がっていることがわかります。

 

まぁ、これは想定内の動きであり、過去のブレトンウッズ体制の崩壊時に、日本円が米ドルに対して切り上がったのと同じことが人民元に対しても起こっていると思われます。

 

人民元について、レイ・ダリオは強気の姿勢を見せています。

 

人民元はさらに国際化していくだろうし、それは自然の成り行きだ。ドルと主要準備通貨は課題を抱えており、空きが生じることになるだろう。

 

しかし…私はこれにも懐疑的です。

 

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最善の選択

私がアメリカに住んでいるのであれば、間違いなく現金を人民元で持っていることでしょう。

 

しかし、ここは日本です。

『リーマンショック』『ユーロショック』『上海ショック』『コロナショック』…

すべての危機時に、日本円は安全資産として買われてきました。

 

おそらく…次の金融危機時でも日本円は安全資産として買われる可能性が高いでしょう。

 

以上の理由で、私は今後の相場展開を次のように予想します。

 

①円高

②資源高

③株高

④人民元高

 

不況による『日本円・コモディティ価格の上昇』と、日銀の介入による『日本株高』という相反する2つの事象が同時に進行する可能性を想定しています。

 

『人民元』は上昇することは考えられますが、『円高』のリスクをとってまで買いに走る必要はないと考えています。

 

あと、日本株の一部では、すでにバブル化が進んでいる銘柄もあるので注意しておきたいところです。

たとえば、日経225構成銘柄比率の約1割を占めている『ファースト〇テイリング』なんかは明らかに高過ぎです!(半値になっても高い‼)

 

よって、個人的には成長株よりも割安株にフォーカスしています。

 

では、どの資産にどれだけの資金を投資するのか?

『債権王』ジェフリー・ガントラックは次のようなポートフォリオ編成を勧めています。

 

以前パーマネント・ポートフォリオという名のミューチュアル・ファンドがあった。今もあるだろうし、10年ほど前に大成功したが、それがやっていたのが25%を現金、25%を金、25%を高格付債権、25%を株式に投資するというもの。これは良い資産配分だと思う。 

 

『25%を高格付債権』以外は大賛成のポートフォリオ編成です。

債権はもうすでに十分に高いので、これ以上値上がりを期待することはできません。

 

また、現在の量的緩和バブルがいつ崩壊するかもわかりません。

来年かもしれませんし、10年先かもしれません。

バブルがはじけた後どうなるのかもわかりません。

 

ガントラック氏も同じ意見のようです。

 

それほど結末に潜在的なテール・リスクが存在し、かけ離れた結末がありうる。だから、このバーベル型の資産配分の考えが必要なんだ。

 

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 不況なのに資源高?

8月30日、伝説的投資家ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイは、日本の5大商社へ投資したことを発表しました。

 

バークシャー・ハザウェイが日本と投資先として選定した5社の将来に参加できることをとても喜んでいる。大手商社5社は世界中で多くの合併を有し、さらに多くの提携を結んでいくだろう。将来互いに恩恵を得ることを願っている。

 

私もバフェット信者なので、この動きは見過ごせません!

なので、この投資の意図を見極めるために最近のウォーレン・バフェットの投資を調べてみることにしました。

 

その結果、特に目立った動きが、

アメリカの天然ガス輸送・貯蔵事業を展開する会社『ドミニオン・エナジー』

カナダの金採掘企業『バリック・ゴールド』への投資。

そして、保有していた銀行株の大量売却です。

 

そこに今回の、資源価格の影響を強く受けるとされる日本の5大商社への投資

 

つまりバフェット氏は、『不況』と『資源価格上昇』の同時進行を想定しているのではないかと考えられます。

 

ではなぜ、不況なのに資源価格が上昇するのでしょうか?

 

通常の景気循環による不景気であれば、製造業の停滞により、資源需要も落ち込むので、資源価格は下落するはずなのですが…今回は『通常』ではありません。

 

世界の多くの国が同時に、不況に陥った際に起こると考えられることは、

『紛争』『戦争』『政情不安』といったところでしょうか?

 

1973年の原油価格急騰は第四次中東戦争が原因でした。

不況時には株価は下落しますが、資源価格はそうとは限らないのです。

 

実際に起こるかどうかは問題ではありません。

起こる可能性があるのであれば、そこに投機資金が流入することは自然な流れなのです。

 

故に私は、『円高』『日本株高』『資源高』を想定、今後の投資戦略を練っていきます。

 

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私のポートフォリオ

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今月は『スクウェア・エニックスHD』『5大商社株』を新たにポートフォリオに加えました。

 

先月投資した『ビーグリー』ですが…

聞き込みを行った結果、ビーグリーの運営する『マンガ王国』を知っている人はいませんでした。

『電子コミック おすすめ』で検索をかけても、『Google Play』でも上位表示されていませんでした。

 

よって、競争の激しい電子コミック分野で、この会社に長期投資するのは適切ではないと判断し、売却しました。

運よく株価が爆上げしたので、損はしないですみました…

 

次に取得単価と現在の価格です。

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10月29日(夜)の状況です。

 

『5大商社株』は5社に同額ずつ均等に資金を投入しました。

表の価格は取得単価の5社合計の平均値です。

金や銀に投資する感覚で、今後投資していきます。

 

今月の反省点は、血迷って『アートスパークHD』を利益確定してしまったことです。

最初に投資したときと比較すると、株価が150%上昇しましたが、まだまだこの会社の企業価値はこんなものではありません。

 

すぐに間違ったことに気づき、現在買い戻しを行っています。

この会社に『重大な問題』が発生しない限り、買い増しを継続します。

 

『スクウェア・エニックスHD』は数年前から目を付けていましたが、ずっと高過ぎると考えていました。

私の間違いでした…もっと早く投資しておけばと後悔しています。

大きく下がれば積極的に買い増ししていきたいと思います。

 

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コロナは変化を加速させた

ジム・ロジャーズは言います。

 

世界中でこれまで常識とされてきたことが一気に変わる。日本もその流れに逆らうことはできない。それは、これまで何もなかったことが新しく生まれるわけではない。一部の人しか知らなかった出来事が、危機をきっかけに一般化し、『ニューノーマル』が世界を支配するのだ。

 

コロナウィルスはこれまで進行していた変化のスピードを加速させました。

それは『デジタル化』であり『リモート化』であり、『非正規雇用化』であり『人々のオタク化』でもあります。

 

今、私たちは『大きな時代の変化の中にいる』のです。

 

世界の成功者たちは、決して努力や才能だけで成功したのではありません。

彼らは時代の変化にうまく乗れる環境に身を置いていたからこそ、成功をつかみ取ることができたのです。

 

『変化にうまく適応している会社が、割安価格で売られているのを見つける』

これができればきっと、私たちは大金持ちになれるのではないでしょうか!?

 

以上です。

投資家の皆様の健闘を祈ります!

(`・ω・´)ゞ

※投資は完全自己責任でやりましょう!

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参考

https://www.financialpointer.com/jp/

ジム・ロジャーズ 大予測―激変する世界の見方

危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来

ジム・ロジャーズ お金の新常識――コロナ恐慌を生き抜く

 

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